日本酒ソムリエとして

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2008年 04月 23日

自分の生まれ年のワインを飲みました!

今回のテイスティングはすごい。

$200、$300するワインが勢ぞろい。
この業界にいてよかったぁ、と思う瞬間である。

特に、感動したのは1970年のポートワインである。
Ramos Pinto vintage 1970
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色は、こげ茶色。香りは高貴なレンゲ。こってりとしてるかと思えば、意外にすっきりしていた。他にテイストした30年もの(Romos Pinto 30years Tawny Port)のほうがドッシリとしていた。

チーズとあわせてみると、以外や以外、BRIEなどの軽いタイプとあった。ブルーチーズとも合わせてみたが、チーズのほうが強かった。蜂蜜ともあわせてみたが、いまいち。もう一度と思って、BRIEと合わせてみたら、やっぱりあった。

味というよりは、香りで十分楽しみたい。いくつもの花の香りと、ハーブの香り。
ペッパーといえば、ペッパー臭さがあり、ローズといえば、ローズの艶やかな香りもする。
香りが何層にも重なっている。

とにかく、長い年月を経て30年以上たってよみがえった味を堪能できたことに素直に感動


そして、さらにラッキーなことに黄金色のシャンパンも飲んだ。
なんと、$2000(20万円以上)のシャンパンである。
Louis Roederer Cristal Brut Vintage 1999

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                                ※写真は2000年です。


このクリスタル・ボトル、かのロシア皇帝アレクサンドル2世が、他のものと紛れないように「余のためのロデレールのシャンパンはクリスタルに詰めよ」と、命じたのが始まり。

今回は、クリスタル&マグナムボトルでサーブされていた。

会場に響くような「ボンッ!」という音とおもに、人だかりが出来てくる。このボトルは宴たけなわになってから出そうという考えである。知る人ぞ知るこのシャンパンには、わんやわんやと人が集まってくる。

私の前にも人がいたが、後ろのほうからグラスを差し出し、物乞いの目をしながら見つめていた。哀れに見えたのか、私の意思が通じたのかわからんが、何とかもらえた。

まず驚いたのが、その色。黄色でもなく、黄緑でもない。黄金色なのである。これを見ているだけでも、気分が高揚してきた。

恐る恐る、口に含むと、今までに飲んだこともないような味。それはシャンパンではない。ハーブが何種類も混じっているような、ちょっと漢方薬的な味もする

8年の熟成をへてこの世に出てきたその味は、複雑であり、心地いい。特に、泡がきめ細かく、口の中でやさしくはじける。8年も待っていたんだから、思いっきりはじけたいだろうが、謙虚に力強く、そして荘厳としながら口の中ではじける

喉を通った後は、ほのかに睡蓮の香りが、鼻に抜けた。

「あぁ、これが本物のシャンパンというのか。。。」

今日は幸せだった。
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# by supersoulsonics | 2008-04-23 07:56 | ワイン
2008年 04月 22日

ワインソムリエの道 その8

最近、ワインお勉強をしていて、今まで点と点であったことが、線が引かれてつながってきている。大まかなことが把握できるようになってきた。しかし、わかればわかるほど、知らないことがでてくるわけで、今は、覚えた知識を忘れないようにしている。

「あっ、この言葉どこかで見たことあるな。。」と気づくと、そこからどんどん思い出していく。

今は、ひたすら暗記とフランス語の読みに慣れるだけである。

さて、今日のテーマは

「Languedoc & Roussillon 」

である。

先週と比べて、生徒数が少ない。やはり人気のないエリアなのであろう。

いきなり、先生が質問してきた。

Alsaceの特徴はなんですか?

指された生徒は唖然としている。俺も、内心ひやひやである。「(Alsaceか、Refresh,
Lemony, Riesling, Gewurztraminer, hi-acidity,……え~っと他には。。。。)」、なんて考えをまとめていた。

生徒のみんなもビビッていたことは明らか。一問目の答えを得るのに10分くらいかかった。
先生もしっくり行かない様子。で模範解答は、「・・・・・・・」

その後も、立て続けにBordeaux, Burgundy, など質問してきたが、そこら辺はみんなちょいちょい答えていた。いい復習になった。

その後、本題の「Languedoc & Roussillon」にはいったが、眠かった。。。。
ほとんど、こっくりしていた。他の生徒もこっくりしていた。

先生もネタがないのか知らんけど、通常の終了時刻の30分前に終わった。

今日の復習は、Voice Recorderでやることにします。
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# by supersoulsonics | 2008-04-22 07:49 | ワイン
2008年 04月 13日

取らぬ狸の皮算用?五橋 あらばしり

五橋 あらばしり

酒米:トラタン産山田錦
精米歩合:
酵母:9号
アルコール度:
日本酒度:+3.5
酸度:1.7


ラベルのところに書いてある「トラタン村産山田錦」。なんだ!?トラタン村って?
この名前、「取らぬ狸の皮算用」が由来だそうです。そんな酒米、大丈夫かよって思うけど、意味の取り方が違うのです。

まず、大ボラをふいてしまおう。
 そして、その大ボラを実現しよう。

  夢や希望のためにホラをふこう!


という意味なんです。

山口県柳井市伊陸(いかち)村の村おこしグループの方々がこのトラタン村を始めました。もともと伊陸(いかち)産の米は質が高いということで、米どころで名高い新潟県にまで出荷しています。そんな米作りをしているプロ中のプロが酒米を造ってしまおうというのですから、嬉しい限り。

そのトラタン村の方々が、よいお酒が飲みたい。

よいお酒を造るには、よいお米を作ってしまおう。

「よっしゃ、作っちゃる」とホラをふいたそうです。

それから、研究や努力を重ねて、素晴らしい酒米が作られました。

五橋はトラタン村で契約栽培している山田錦を使って、お酒を造っています。
普通の山田錦はキレがあるといわれますが、このトラタン産山田錦はふくらみがありキレもあるといったところ。


この「五橋 あらばしり」は私の好きなタイプのお酒である。
旨みと甘み、そして酸味のバランスが素晴らしい。

今年(2008年)の「五橋 あらばしり」は少し酸味が立っています。まだ青みがかったイチゴの香りを連想させる。「五橋」にしてはさらっとしています。毎年「五橋」は、お酒だけで飲みたいと思っていましたが、今年は食事とともに飲みたいですね。

緑黄色野菜で、あまりソースのないもの。。。。。ほうれん草のおひたしなんかいいですね。

まだ飲まれていない方は、早めに飲んでください。
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# by supersoulsonics | 2008-04-13 08:56 | 日本酒
2008年 04月 09日

綿アメみたいです。。。。梵 

梵(純米大吟醸無濾過生原酒)

酒米:兵庫県産契約栽培山田錦
精米歩合:50%
酵母:KATO9号
アルコール度:17~18度
日本酒度:+4
酸度:1.4

ここの蔵のお酒は値段が高い!(ニューヨークに入ってくるお酒に限って。。。)「日本の翼」や「夢は正夢」などをテイスティングで見かけたら、まず一番に飲んでみようと思ってしまうほど貴重価値がある。

さて、この「梵」、私は好きなお酒のひとつである。

-10℃で調整熟成された、山廃純米大吟醸・生原酒は、綿菓子のような甘さが印象的である。それに続くように、蜂蜜やヘーゼルナッツといった香りもたってくる。口に入れると、甘さがいっぱいに広がるが、しっかりと芯の通った深みのある味がする。山廃からくるものである。まさに「豊潤」という言葉がぴったりとあう。

このお酒を飲むときに気をつけたいのが、「温度」。室温よりも低く飲んでほしい。
温度が高くなると、甘さにだるさがでてきてしまう。冷えたときに、きりっとした甘さが心地いい。
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# by supersoulsonics | 2008-04-09 16:22 | 日本酒
2008年 04月 08日

ワインソムリエの道 その6

早いもので、もう6回。いやぁ、フランス語って大変だ。。
「読めるけど、書けない~」なんて、誰かの替え歌であったな。。。

さて、今日のテーマは

「Rhone」

である。

エルミタージュや、シャトーヌフ・デュ・パフといったワインがどんどんでてきた。

どれも飲んだことはなく、名前は聞いたことがあり、実際の味はどうなんであろうかと楽しみの味だった。

さて、今回の先生(先生は4人ほどいて、テーマによって代わるのである)は、前回のときに、教え方がうまいなと思っていた女性。飲んだときの豊富な表現の仕方や、常套句をどんどん教えてくれるのですぐに役に立つのである。

前回同様に、1つ目はブラインド・テイスティング。

今回も当てることができました、Sauvignon Blanc!(でも、葡萄の種類だけね。)

先生がどこのSauvignon Blancという質問に私はPouilly Fumeと考えた。しかし、Pouilly Fumeは、もっとLight Bodyということ。確かに、ブラインドして「酸」が多いと思ったけど、Pouilly Fumeが軽いとは思わんかった。。。

「Sauvignon Blanc で有名なところは?」という質問に「ニュージーランド!」「カリフォルニア!」など、どんどん答えが出てくるが永遠と答えは出ず。

最後のほうは、とりあえず名前を言えばいいか、というの乗りになってきたので、業を煮やした先生が答えを出した。

答えは、「South Africa」!

恥ずかしながら、わたし南アフリカのSauvignon Blancなんて飲んだことがなかった。

で、先生の説明によると、

ニュージーランドのSauvignon BlancはGooseberry(セイヨウスグリ)の香りがする。
南アフリカのSauvignon Blancはパイナップルやグアヴァの香りがする。

これも、いい勉強になった。

確かに、同じ葡萄でも、New World とOld Worldの味わいは違う。

それと、Crozes-Hermitage(クローズ・エルミタージュ)のBlack Olive(黒オリーブ)の味も今まで感じたことがなかったので、勉強になったな。
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# by supersoulsonics | 2008-04-08 16:24
2008年 04月 01日

ワインソムリエの道 その5

今週はすごく勉強した~!とにかく覚えなければ始まらないので、暇があれば、AOCの確認をしていた気がする。

さて今日は、ブルゴーニュ(Bourgogne)。英語、バーガンディ(Burgundy)。

「ワインの王様」といわれるエリアである。「ワインの女王」はボルドーね。

ロマネ・コンティ、シャブリ、モンラッシェ、ボジョレーなど有名なワインを生産するエリアである。

やりがいがあるねぇ。一度は聞いたことがある名前がどんどん出てくる。私は、まだこういった有名どころのワインは飲んだことがないので楽しみ。

今日、テイストしたワインの中で、マジで旨い!抜群に美味しいと思ったワインがあった。テイスティングだけど、クラスの最後には普通に飲んでいた。

それは、

Puligny-Montrachet 1er cru Folateires, Marslovac-leger 2004
ピュリニィ・モンラッシェ・フォラティエール・マロスロヴァック・レジェ 2004

※残念ながら写真はとり忘れた。

旨いとしか言いようがない。食べ物と合わせず、これだけで飲みたいと思った。

ほどよいオーク香と、パイナップルのような甘酸っぱい味が心地いい。
ワインは酸味と甘みのバランスが大事!といわれているが、このワインのバランスは完璧である。
あたりはやわらかいが、じわじわと口に広がっていく。自然に広がっていくその様子は、少しじれったい感じもするが、それもまたよし、と思わせるほどの力を持っているワイン。
飲み込んだ後も、もちろん余韻は残るが、鼻から息を抜いたときに、かすか香るココナッツの甘みも逃せない。

店頭で$80くらいということなので、なにかのイベントで飲んでみたい。
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# by supersoulsonics | 2008-04-01 16:32 | ワイン
2008年 03月 25日

ワインソムリエの道 その4

今日から、やっとエリアごとのテイスティングなる。期待でいっぱいだ。

今日のテーマは

「Loire & Alsace 「ロワール・アルザス」

AOCを覚えるのに、ひと苦労。特に、フランス語が難しい。先生がいうフランス語を書き取ろうとするんだけど、全然スペルがわかりませ~ん!!

しょうがないので、カタカナで書きとめた。

家に帰って、必死に「これかな?」「これのような気がする」なんて模索しながら復習した。

フランス語のバカヤロ~!

今回は、8種類。

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最初のワインは、ブラインド・テイスティングでした。
見事、リースリングを当てた自分にちょっと満足だった。
※写真には写ってません

Butter scotchなんて表現を始めて知りました。
※butterscotchの味がするのは右から2番目

結構使えますよ。アメリカでは普通に使っているようです。

みんな、どうやってAOCを覚えているんだろう。。。。
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# by supersoulsonics | 2008-03-25 16:37 | ワイン
2008年 03月 18日

ワインソムリエの道 その3

今日は遅刻なしよと、朝も早からせっせと支度を済ませ、万全で出発したが、地下鉄のアホ~!全然来ないし、来たと思ったら、いっぱいで乗れね~じゃねぇか~!

必死の思いで、電車に乗り込み、学校についたきは、5分前!

ラッキーなことに前のほうがあいていたので、そそくさとそこに座った。

テーブルの上には、ワイングラスが所狭しと並んでいる。

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※これはテイスティングし終わった後の写真。

今日のテーマは

Viticulture(ブドウ栽培)
Vinification(ブドウ酒醸造)
Cooperage(木桶職)
についてだ。

フレンチ・オークとアメリカン・オークの違いを知りたかったので、今日も張り切って聴講した。

今日は8種類テイスティングしたが、その中の2つがフレンチ・オークとアメリカン・オークを使っていた。ヴァニラの香りとココナッツの香りが、アメリカン・オークの特徴であるのだが、微妙すぎてわからなかった。決定的な2つの違いをききわけるのは難しかった。

その相対表がおもしろかった。

American Oak
Cost(approximate) : $400
Originally used for : Bourbon
Traditional method of drying staves : Kiln(oven)
Traditional method of bending staves : steam
Traditional method of toasting staves : Blast furnace(char)
Sensory characteristics : More aggressively oaky, more vanilla, coconut
Commonly used for : Rioja, Australia, Silver Oak, BV Georges de latour, ZD, Rombauer Chardonnay

French Oak
Cost(approximate) : $800
Originally used for : Wine
Traditional method of drying staves : Air(1-2 years)
Traditional method of bending staves : Fire
Traditional method of toasting staves : Fire
Sensory characteristics : More subtle, bodying
Commonly used for : Bordeaux, Burgundy, California

テイスティングで、フレンチとアメリカンをききわけるのは難しいそうだ。ワインの味をつけるのには、オークだけではないからだ。

例えば、「これは、ココナッツの香りがする。なぜなら、アメリカン・オークを使っているのも理由のひとつであろう。」

と、このように説明できるということ。

ココナッツの香りがするのが全部、アメリカン・オークを使っているわけではないから。

次回から、地域ごとのテイスティング。

同じ葡萄を使っていても、味が異なるのは当たり前。そのい特徴をとらえようと思います。


今日習ったこと
Chardonnayはneutralな葡萄。
Benchmark wine group
Why wine is aged in wooden barrels? 2 reasons
Why oak? 4 reasons
Factors which influence extraction and development of wine.
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# by supersoulsonics | 2008-03-18 08:09 | ワイン
2008年 03月 11日

ワインソムリエの道 その2


今日はぎりぎりだった。
ニューヨークの地下鉄って嫌!これは誰もが思うことであろう。
地下鉄が全然来ないおかげで、5分の遅刻!

あまっている席は、ろくでもない場所。ヒーターのすぐ隣。
ワインは温度と密接な関係があるので、テーブルの上に置かれたワインの味を心配する。。。と同時に、俺の眠気も心配。暖かいと気持ちよくて寝てしまうかもしれない???

そこで、ヒーターをかぶせるようにバッグを置いた。

効果抜群!それまででていた温風はSHUTされた。クラスメイトのみなさん、ごめんなさい。今日は寒い中で講習を受けてください。

さて、今日のテーマは

「Components(構成要素) of wine; Tasting technique」である。

実際にテイスティングをして、表現のするのである。

キーワードは

Acid(酸), alcohol(アルコール量), sugar(糖), tannin(タニン) の4つである。

この4つのバランスがワインの味を決めているのである。


今日は、8種類のコントロール・ワインというものを使った。

このコントロール・ワインという言葉、恥ずかしながら知らなかった。

これは、故意に味を変えたワインの総称である。

8つのグラスのワインには、それぞれ化学的な「酸」を入れてあったり、「糖」を入れたりして味を変えるのである。

同じワインを使って、味を変えることができるのである。


赤4つは同じ銘柄。
白4つは同じ銘柄。

それぞれ、糖が多く入れてあったり、タニンを多く入れてたりと、結構勉強になった。
これなら比較しやすい。

しかし、簡単だと思っていたアルコール量が、一番難しかった。

先生によると、アルコール量を見分けるのは、奥歯のさらに奥、顎の間接アタリが一番アルコールに敏感な箇所であるらしい。

今までに私が感じていたアルコール量の多さは舌の上だったが、そうでないらしい。

今日習ったこと

Bone dry (非常に辛口)
Light dish – light wine, and vive versa
Heavy wine such as roast meat, stew. Because tannin reacts with protein in it.
Tanning(stem, skin, seeds)
Color(gold, straw, yellow, copper, amber, brown
Color(purple, ruby, blue, shade)
Taste(lemony, flat, zippy,
chalk(石灰岩)
QMP, QBA(German wine)
:Kabinett(カビネット)
:Spatlese(シュペトレーゼ)
:Auslese(アウスレーゼ)
:Beerenauslese(ベーレンアウスレーゼ)
:Eiswein(アイスヴァイン)
:Trockenbeerenauslese(トロッケンベーレンアウスレーゼ)
TCA(2,4,6-trichloroanisole) なんだこの名前って思いますよね。
 →2,4,6-trichlorophenol (2,4,6-TCP)が微生物によってメチル化されて出来た物質(コルク臭の原因となるもの)
chalk(石灰岩)
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# by supersoulsonics | 2008-03-11 08:39 | ワイン
2008年 03月 04日

ワインソムリエの道 その1

今日から、「ワイン・ソムリエ・コース」が始まった。

朝9時からの授業は、BAR仕事をしている私にはつらい。
いつも、夜中の3、4時に帰ってくるBAR仕事の私には、「遅刻しないで参加」が目標の1つでもある。

講習料も、約10万円と高い値段が、嫌でも遅刻しない気にさせる。

全部で22回の講習を受けて、最後に試験を受け、合格したらソムリエの資格をもらえる。

その今日は第1回。遅刻しないで着いた。(当たり前か。。。)

建物は、the Williams clubという由緒ある建物の一室を使った。これから3ヶ月間お世話になる場所だ。この建物に入るには「ドレス・コード」があるため、ジーンズやサンダルではハイダメよと言われてしまう。床も深紅のカーペットで由緒ある建物らしい。

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これがその建物。古~い。

このコースをとっているのは全員で、50人くらい。年齢もばらばら、国籍もばらばら、男女同じくらいの割合である。

今日のテーマは

「Introduction: Business & Service」

である。

面白かったのは、ワインのボトル注文したときの注ぎ方。

例えば。。。。

男性Aが注文した場合は、この人がホストになるので、まずテイスティングをしてもらう。OKがでたら、その人から時計回りで一番近い女性に注ぎ、あと残りの女性を時計回りに注いでいく。

同じように、残りの男性も注いでいく。

最後にホストに注いで終わり。

では、女性がボトルを注文した場合はどうなるでしょう?

教室中で、ちょっとした議論が起こった。

LADY FIRSTといわれているアメリカではいくらホスト(この場合はホステスになる)が女性でも最後にするのはいけない???

どうでしょうか?

正解は、ホスト(ホステス)は一番最後ということです。

最近は、女性も男性と同じように活躍しているので、レストランでは同等のサービスを受けるそうです。

今日学んだこと

Vitis Vinifera
Vitis Labrusca

Boca Noir Hybrid grapes
ABA(American Viticultural Area)
Phylloxera
Taste Van
Pouring
Cork
Sediment
Tartrate
Ideal storage temperature

驚いたことに、黒板がないので、ノートに取るしかない。
これじゃ、寝ぼけている場合じゃないっすよ。

しかも、講師がいうのは、「ここでの勉強も大切だが、家での8時間くらいは勉強をやりましょう!」なんて、やさしくきついことをいう。

で、渡された教科書(?)は、広辞苑くらいの厚さで、図鑑なみの大きさ。

いくつになっても勉強やね。

残念ながら、第1回目は実際にワインは飲めませんでしたけど、結構役に立ちました。

来週も遅刻せずに行きます。
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# by supersoulsonics | 2008-03-04 08:50 | ワイン
2007年 12月 11日

手取川 万華鏡

神の雫的にいうと。。。。森の中を歩いているような、緑の香り。さらに、森林の中でラズベリーの甘すっぱさを見つけた香り。
きめ細かい酒が舌の上を転がるように流れていく。

石川のお酒は、概してクセが多い。しかし、これはクセを最小限に抑えて、自己主張という言葉に代えている。

斗瓶どりをして、火入れを一度し、そのまま-10度℃で、一年間熟成。一年、しかも冷凍熟成なので、色はほとんどついていない。

冷蔵熟成したお酒は、常温熟成したモノと比べると、味にわかりやすい特徴がない。これを、利くためには、2日前から酒を断つことをススメル。私は、ほとんど毎日酒の味見をしているので、麻痺してしまうときがある。たまに、2日ほど酒を断ったあとに、利いてみると、同じ酒でも見えなかった味を発見するときがある。このような、繊細な味を見分けるときは、このプチ断酒をする。


アメリカ全土では限定200本しか入ってこないというからどれほど貴重か伺える。

レストランで飲んだら1本$300の値段がつくのはわかる気がする。酒友人に感謝である。
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# by supersoulsonics | 2007-12-11 10:01 | 日本酒
2007年 12月 06日

日本橋 にごり酒

横田酒造(株)
埼玉県

透き通って爽快感があり、ミネラルの香りがする。
そんな香りとは違い、こってりとしている味である。こってりとは料理に使う言葉であり、ソムリエ用語ではあまり使わない。

が、この酒を飲んだら、「こってり」という言葉が一番合う

しかも、あまりくどくないのが驚き。どろどろとしているが、口に含むと案外すっきりと飲める。

グラスを軽く回してグラスの内壁を酒がゆっくりと滴り落ち度(レッグス:脚と呼ぶ)が、なかなかできないほど濃縮。しばらくすると、ゆっくりと液体だけ落ち始め、最後には米が残ってしまうくらいである。

みているだけで、こってり感がある。なんかバリウムみたい。。。。。

しかし、口に入れると、意外や意外、「爽やか」である。想像していたよりは、さらっとしており舌の上を流れる。その1滴1滴が細かいからである。

これなら料理に合わせれると思い、鶏肉を使った炒め物に合わせてみた。

チキンと、野菜をサイコロのように小さく刻み、少量の醤油と八丁味噌ソースで炒めたモノ。

う~ん、あうねぇ。

鶏肉の淡白な味と、さらっと濃厚なにごりがあっているのである。
鶏肉の味を消すことなく、自分の味を主張している。

にごり酒もペアリングでいけるのかと再発見。

アメリカでにごり酒というと、糖分が添加されているのが多いが、これは正真正銘の米の甘み。

にごり酒とのペアリングもまた広がりそうである。
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# by supersoulsonics | 2007-12-06 09:50 | 日本酒
2007年 12月 01日

鳳陽(ほうよう) 特別純米

宮城県
原料米 まなむすめ

この原料米「まなむすめ」って初めて飲んだ。今年の夏にある会社のテイスティングで、純米大吟醸を飲んだが、そのときもこの「まなむすめ」の話は聞いたが、今回の味の印象が、前回とはまったく違った。

なぜか?

このお酒面白いことに「勝手に熟成酒」である。

開封したことを忘れて、ずっと冷蔵庫の奥においてあったのものを、ラッキー?にも友人がみつけたのである。ソムリエ風にいうと「2年冷蔵熟成」したものである。

栓をあけて、そのまま忘れて冷蔵庫の奥に2年間放置されていたのを見つけたという代物。

恐る恐る飲んでみることに。

以外や以外。

おいしいのである。

まったく、老ねていないのである。
熟成してしっかり味が濃くなっており、バランスがいい。

香りはキャラメルのように甘く、渋みがうまいように甘みに絡まっている。そうあの渋柿のような味。水分がなくなり、甘み成分だけ残っていて、それが熟成されているのである。

ここで、エビチリの話を。。。。

エビチリをとろみのあるソースととろみをつけないソースの2種類を作り、それぞれ食べ比べてみたというテイスティングをした。
もちろん、材料や作り方は一緒である。

その結果。。。。

とろみをつけないほうは、ただ辛いだけであり、とろみのほうは辛いが、まろやかそしてふくらみがある。


これはなぜか?

舌の上には、味蕾(みらい)という味覚を感じる器官がある。舌の構造も場所によって、辛味を感じたり、甘みを感じたりするのである。

舌全体で味を感じるというのは、舌のそれぞれの味蕾 (みらい)の統合によって感じる味のことである。


とろみをつけないソースは、舌の上を流れるだけだが、とろみのソースは、舌の上をゆっくりと流れるので、味蕾 (みらい)が味を感じ取る面積が多いのである。

つまり、辛さを感じる味蕾 と、甘さを感じる味蕾 、そして苦さを感じる味蕾 を同時に反応するのである。

これが、味の深みやまろやかさを感じる理由である。



とすると、この「勝手に熟成酒」。

ねっとり感があるので、それだけ味蕾 が多くは反応しているのである。

なるほど。

なので、味にまろやかさがあり、バランスさが強調されているのである



ふたを開けたら、今まで無理して飲んでいたが、これからは迷わず冷蔵庫にしまっておこう。
ちゃんと造ってある酒なら「勝手に熟成しますよ」。
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# by SUPERSOULSONICS | 2007-12-01 10:35 | 日本酒
2007年 11月 29日

「若竹」鬼ころし 本醸造

静岡



辛口と表記されているだけあって、ぴりぴりとくる辛さ。アル添のせいだろうか、空気に触れた瞬間、アルコールがとんで「きれ」がよくなっている。

そのぴりぴりも、さっと消えてしまう。本醸造でも、香りはあまりない。若竹」特有の、グラスに注いだ途端に広がるマスカットの香りもあまりせず、ブラインドで飲んだら「若竹」とは、まずわからないだろう。

この「若竹」、アメリカでは「Demon Slayer」と呼ばれている。その名のとおり、鬼殺しである。


鬼を殺すほど辛口

から始まり、そこから転じて

鬼を酔っぱらって殺すほど旨いという意味にもなった。

おもしろいことに、この「鬼ころし」、さまざまな蔵元が使っている。
当時は、どこの蔵元も商標登録をしていなかったので、使い放題だったようである。

飛騨自慢 鬼ころし
若竹 鬼ころし
佐渡 鬼ごろし
清洲城信長 鬼ころし
一宮 鬼ころし


などなど全国には100銘柄くらいある。


しまいにゃ、こんな名前もある。

「鬼おどし」

殺さないで、脅すんだ。。。
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# by supersoulsonics | 2007-11-29 15:13 | 日本酒
2007年 11月 27日

富翁(とみおう) 純米大吟醸



原酒
京都・伏見



五百万石を49%まで磨いた大吟醸原酒。あまり大吟醸らしい香りはしないので、ブラインドだったら難しい。
注意して利いてみるとジャスミンの香りがほんのりとする。

飲みこんだ後、少しすると旨みがたち上がる。原酒特有のパンチ力はないが、それは、この五百万石だからであろう。

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ボトルは特徴ある小太り型「源蔵徳利」<という名前。

その昔、元禄時代に赤穂浪士のひとり赤垣源蔵が、吉良邸に討ち入りする前日に友人岡田縫右衛門の家を訪ねたが、運悪く彼はいなかった。そこで、彼の着物に持ってきた酒をささげて、今生の別れを惜しんだという話。このときにささげたのがこの形の徳利だったという。彼の名前をとって「源蔵徳利」という名前がついた。

この伏見の酒は、水に特徴がある。灘の男酒と、伏見の女酒といわれる所以は、水のせいである。灘は宮水という硬水であり比較的辛口の酒ができる。伏見は中硬水であるので、きめ細やかで口当たりのよい酒を醸す

納得である。この中硬水と五百万石米がもつやわらかな特徴のせいで、まったりとした味をだすのである。
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# by supersoulsonics | 2007-11-27 13:52 | 日本酒