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日本酒ソムリエとして

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2008年 03月 11日

ワインソムリエの道 その2


今日はぎりぎりだった。
ニューヨークの地下鉄って嫌!これは誰もが思うことであろう。
地下鉄が全然来ないおかげで、5分の遅刻!

あまっている席は、ろくでもない場所。ヒーターのすぐ隣。
ワインは温度と密接な関係があるので、テーブルの上に置かれたワインの味を心配する。。。と同時に、俺の眠気も心配。暖かいと気持ちよくて寝てしまうかもしれない???

そこで、ヒーターをかぶせるようにバッグを置いた。

効果抜群!それまででていた温風はSHUTされた。クラスメイトのみなさん、ごめんなさい。今日は寒い中で講習を受けてください。

さて、今日のテーマは

「Components(構成要素) of wine; Tasting technique」である。

実際にテイスティングをして、表現のするのである。

キーワードは

Acid(酸), alcohol(アルコール量), sugar(糖), tannin(タニン) の4つである。

この4つのバランスがワインの味を決めているのである。


今日は、8種類のコントロール・ワインというものを使った。

このコントロール・ワインという言葉、恥ずかしながら知らなかった。

これは、故意に味を変えたワインの総称である。

8つのグラスのワインには、それぞれ化学的な「酸」を入れてあったり、「糖」を入れたりして味を変えるのである。

同じワインを使って、味を変えることができるのである。


赤4つは同じ銘柄。
白4つは同じ銘柄。

それぞれ、糖が多く入れてあったり、タニンを多く入れてたりと、結構勉強になった。
これなら比較しやすい。

しかし、簡単だと思っていたアルコール量が、一番難しかった。

先生によると、アルコール量を見分けるのは、奥歯のさらに奥、顎の間接アタリが一番アルコールに敏感な箇所であるらしい。

今までに私が感じていたアルコール量の多さは舌の上だったが、そうでないらしい。

今日習ったこと

Bone dry (非常に辛口)
Light dish – light wine, and vive versa
Heavy wine such as roast meat, stew. Because tannin reacts with protein in it.
Tanning(stem, skin, seeds)
Color(gold, straw, yellow, copper, amber, brown
Color(purple, ruby, blue, shade)
Taste(lemony, flat, zippy,
chalk(石灰岩)
QMP, QBA(German wine)
:Kabinett(カビネット)
:Spatlese(シュペトレーゼ)
:Auslese(アウスレーゼ)
:Beerenauslese(ベーレンアウスレーゼ)
:Eiswein(アイスヴァイン)
:Trockenbeerenauslese(トロッケンベーレンアウスレーゼ)
TCA(2,4,6-trichloroanisole) なんだこの名前って思いますよね。
 →2,4,6-trichlorophenol (2,4,6-TCP)が微生物によってメチル化されて出来た物質(コルク臭の原因となるもの)
chalk(石灰岩)

by supersoulsonics | 2008-03-11 08:39 | ワイン


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